2013年12月22日

ドイツパンに覚醒!こりゃ旨いゾ!

最近ハマってる旅モノの連作短編のシリーズ小説…というかラノベなんですが、それが面白いんですよ。
二輪での旅なんですが、旅好き(≠旅行好き)なら万人が楽しめるかな?と。


その中では食事シーンというのはあまり出てこなくて、主人公は携帯食料で食事を済ませることが多いのですが、食事が物語の重要なポイントとなる場合は詳細に記されてたり。
物語の展開上、たまたまそうなってしまった回の食事シーンもそうでした。

とある軍隊に関係して、お昼はそこの将校らとのご相伴に恵まれたのですが…。

分厚いハムステーキにジャム添えとか、太いソーセージに千切りキャベツの漬け物とか…これはドイツがモデルか?と思ったのですが、続けて出てきたのが《コミスブロートと呼ばれる軍用ライ麦パン》。
ブロートってドイツ語でパンですよね。そこに興味を持って検索して調べれば…ああそういうことか、と。

識者の話に寄れば、これは軍隊で供給されてたパンそのものが総合的にコミスブロートと呼ばれてるらしいのですが、WWUという時期的に…ナチスドイツ根多になってしまうのがちょっと、と。

で、それを再現して販売されてるパン屋さんが静岡にあるのですが、そこからお取り寄せする前に、どこかで…同じものじゃなくていいからライ麦100%の黒パンが手に入らないものか、と。

調べるうちに、成城石井で扱ってるらしいことを知り、仕事帰りに伺ってみれば…これか?

フォルコンブロートと嫁に行った娘.JPG

これはフォルコンブロートというものでした。ドイツ製でライ麦100%です。
大きさは見ての通り、表面積(という言い方も何ですが)がスライスチーズよりひと回り大きめな位で、このかたまりが八枚にスライスされて入ってます。

大きさ比較で嫁に行ったうちの娘に入ってもらいましたが、この大きさで500グラムもあるんですよ!こう見えてズシッと重いんですよ。

これくらいの大きさ.JPG

これくらいの大きさです。で、近所の友人と電話で話してて、ああそうだ、こないだ成城石井でドイツの黒いパンを買って云々といえば、ああ!ハイジの黒パン?と。
それってどうだったっけ?と記憶を手繰り寄せましたが、アレはもっとパンっぽかった気がします。

まあ普通、日本で育てばこれを見て「ああ、パンだね」とは思わないんじゃないか、と。
ところが、そのままでも食べられるということなので、少し切り取ってそのまま食べてみましたが…これ、イケるじゃん!と。

個人的な好みで評価は大きく二分されるかと思いますが、わたしはこれ、好きですよ。

無塩バターで美味しい.JPG

温めても美味しいとのことなのでオーブントースターにかけましたが、これは焼ける気配を見せません。もともとがすでに焼けてるような感じなんですよね。とにかく、ただただ温めるという感じですね。

そこに、小説にでてきたように無塩バターを塗ってみましたが、これがまたタマラン美味しさです。
硬くて酸味があって、でもって噛み締めて旨みが広がる感じです。これはもう、白いパン…小麦粉のパンとは別物として考えたほうがいいですね。
で、この香りや味わいなど、ハマるひとは確実にハマるかな、と。わたしは大ハマりです。

ハム&溶けるチーズが最高!.JPG

重さがある分、一枚でも結構な食べ応えがあります。でもって硬いからよく噛むことになりますしね。それも食べ応えに繋がってるのかも。健康には好いことですよ。
しかもこれ、面にはライ麦と水と塩少々だけで作っていますとの表記もありますし(←実際にはイーストも)、こっちの点からも健康に好いですよ。加えて粗挽きライ麦全粒粉ですから食物繊維も取れますしね。

ちょっと応用として、これを四分割してハムと溶けるチーズを載せて温めてみました。
そしたらこれが予想をはるかに上回る美味しさ。ビールでもワインでも、酒が進みますよ。
もっともワインなら、ここは甘口のドイツワインではなくキリッと辛口なフランスの白などを合わせたいところですが。

ここに色とりどりのピーマンやパプリカなんかを飾れば彩りも増しそうですが、そうすると何だかカトリックの国の食べ物みたいになってしまうな、と。そこで、ドイツのパンってプロテスタント的なのかな…など思ったのですが。


まあ、質実剛健な感じですし。一枚辺りの塩分も0.5グラム程度で普通の食パン六枚切りの約半分くらいです。やっぱり健康に好いパンだろうなと思います。
しかも未開封なら常温で半年くらい日持ちするみたいですし。パンってもともと保存食だったのかという側面にも気付かされました。気に入ったならば災害時向けの備蓄にも好いかもしれません。

わたしたちの知ってる普通のパンとは見かけがかけ離れてますが、これは美味しいです。
とはいえ好みもあるので押し付けはしませんが。興味ある方はぜひお試しください。知らない食文化がアナタを待ってます。


posted by 中林20系 at 07:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外メシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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